日蓮宗寺院である國前寺は【國前寺縁起】によると、暦応三(1340)年に安芸の国を訪れた日蓮の弟子日像が、暁忍寺を開いたのが始まりといわれている。 その後、明暦二(1656)年に広島藩の二代藩主である浅野光晟とその妻満姫の菩提寺となり、寺名を自昌山國前寺と改称した。 平成五(1993)年に(被爆建造物)本堂と庫裏が国重要文化財に、平成七(1995)年に山門と境内地が市重要有形文化財に指定された。
←「日本の瓦を旅する」一覧へ戻る