寺伝によると雄略天皇が穴補宮のために全国に建立された9ヶ寺の一つとされ、推古天皇33年高麗王より大和朝廷に貢された恵潅僧正が当地に来住し、この光恩寺を開いた。 入ってすぐ右にあるのが庫裡(市指定重要文化財)。和歌山城内の建物で焼けずに残ったのは、岡口門とこの庫裡だけで、築後400年を経ても今なお頑強そのものである。
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